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Channel: 浅き夢見し…
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意外にも…

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スペックを超えた性能、仕様には表れて来ないが使えそう!


見た目は窪んだエッジに浅型のコーン紙、多分ロングストロークのため?




他に較べれば小さめのフェライトマグネット、見た目はおとなしいけど。


低めに表示された出力音圧レベル、騙されました…仕様書を見てびっくり。




MarkAudio CHN-70v1 パルプコーン10cmフルレンジ(ペア)
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MarkAudio CHN-70v1 パルプ10cmフルレンジ(ペア) 販売価格 7,960円(税込)
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MarkAudio CHN-70v1 パルプコーン10cmフルレンジ(背面)
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MarkAudio CHN-70v1 パルプコーン10cmフルレンジ(正面)



Markaudioは出来る限り沢山のオーディオファイルに本格的なHi-Fidelity Audioを気軽に実感して頂きたいという願い、DIYの楽しさを次の世代に広めたいと言う強い気持ちを持ち続けております。
その答えがこのCHN70v1です。決して妥協できないMarkイズムを音楽を通してお楽しみ下さい。

Alpair10Pの流れをくむパルプコーン
設計者Mark Fenlonは限りなく音楽性の高い再生を求めて、軽量ペーパーコーンへの追及を続けています。
一般的なシルク混紡のパルプコーンでテストを重ねてきましたが最後の最後にこのグラスファイバー混合パルプコーンに変更になりました。

Xmax4.0 vs 3.339g
例えば、Mms(駆動質量)3.339gとXmax 4.0mmの両立はエンクロージャーの設計に夢を与える数値です。
ロングストロークを維持しながら、このコストでこの数値が実現された事実は過去のAlpairシリーズなどのMarkaudioのたゆまぬ努力が成す業です。

新デザインのセミ楕円型0.8m厚フレーム
新設計のCHNのフレームもこのクラスのプレスモデルと手に取って比較して下さい。
MAOPの酸化結晶工程を委託している工場がプレス加工したものです。
さらに特殊コーティングのセミ楕円形状による複合ダンピングを行っています。

BTTRを意識したフラットネス(British Telegraph Telephonic Range)
Mark Fenlonはアコースティックサウンド、特にボーカルの再生に極めて重要なBTTR帯域をフラットにし長時間音楽を流し続ける時に実感する音の気持ちよさを目標にしました。
数年前日本を訪問した際私の友人から譲って頂いた銘記DIATONE P610が影響しているのかもしれません。
しかし結局開発を進めた結果、最後は特性を20,000Hzまで十分カバーする広帯域モダンユニットに仕上がっています。
同じクラスのパルプコーンと是非比較してみて下さい。

■仕様
型番       MarkAudio CHN-70v1   MarkAudioCHP-70v2    MarkAudio CHR-70v3
形式       10cmフルレンジ     10cmフルレンジ     10cmフルレンジ
振動板材質    グラスファイバー混合  超軽量シルク混合    アルミ・マグネシウム
         パルプコーン      パルプコーン      合金コーン
エッジ材質    ゴム製         ゴム製         ゴム製
マグネット    フェライト(非防磁型) フェライト(非防磁型) フェライト(非防磁型)
インピーダンス  8Ω           8Ω           8Ω
出力音圧レベル  86.7dB/W/m       86.5dB/W/m       85.1dB/W/m
再生周波数帯域  71Hz~25,000Hz     72.3Hz~20,000Hz    64Hz~25,000Hz
定格入力     18W           20W           20W
最低共振周波数Fo 71.62Hz         72.3Hz         64.7Hz
Vas        5.31Ltr         4.7Ltr         5.244Ltr
Qms        1.848          2.30          2.359
Qes        0.649          0.67          0.675
Qts        0.480          0.52          0.525
Mms        3.339g         3.70g          4.14g
振動板有効面積  50.270cm2        50cm2          50cm2
Xmax       4mm           4.2mm          4.5mm
取付穴径     92.5mm         102mm          102mm
外径寸法     125mm          124mm          124mm
重量       540g          約500g         500g
販売価格(ペア)  7,960円(税込)      8,900円(税込)      8,900円(税込)

このスペック、foが71.62Hz、再生周波数帯域が71Hz~25,000Hz、moが3.339g、Qoが0.480です。

仕様上は出力音圧レベルが86.7dB/W/mとなっていますが、グラフを見るとほぼ90dB/W/mですから…

定格入力が18Wでも充分実用的、自重も充分重いため低音も生きてきます…moの3.339gが有効です。

残る問題はエンクロージャ容積…Vasが5.31Ltrなら10.62Ltrが適正、56.5%の容量は足りるのか?

MarkAudioCHP-70v2の方はVasが4.7Ltrなので9.4Ltrが適正、63.8%の容量となりますね…足りる?

英文の仕様書を良く読むと4~10ℓのボリュームに最適化しているとあるから…大丈夫じゃないかな?

銘器DIATONE P610に影響されたのではないかな…と上述しているから、音のキャラクターもかも。



MarkAudio CHN-70v1 パルプコーン10cmフルレンジ(周波数特性)
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騙されました…本当にこれがMarkAudio CHN-70v1の周波数特性なのか



MarkAudioCHP-70v2 10cmパルプコーンフルレンジ(周波数特性)
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これがMarkAudio CHN-70v2の周波数特性、ちょっと雰囲気が違います



MarkAudio CHR-70v3 10cmフルレンジ・シルバー(周波数特性)
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これがMarkAudio CHR-70v3の周波数特性、もっとおとなしくなった



150Hz~10,000Hzの範囲は殆ど90dB/W/m、たまたま1,000kHzが低かっただけ?


やっぱり周波数特性表は確認しないと…宝物を見つけた様な嬉しい驚きです。




グラフを信じるなら、100~6,000Hzの範囲でCHN-70v1がCHN-70v2より3~6dB/W/m以上高い。

平均して90dB/W/m程度出ていますね…一方70Hz以下はCHN-70v2の方が緩やかに低下してます。

この結果を見れば明らかにCHN-70v2の方がおとなしい、CHN-70v1は荒々しいとも云えますね。

CHN-70v1の方が耐入力は小さい(18W)ですが、もしも3dB/W/mの差が有るなら36Wに匹敵します。

CHN-70v2の耐入力が20Wでもその程度は消し飛ぶ…moはCHN-70v2が大きくQoはCHN-70v1が小さい。

高域の周波数特性は明らかにCHN-70v1の方が素直に伸びてますが、ウーファとして使用すると?

フルレンジで鳴らすのと明らかに違ってきます、3.5kHzでクロスオーバーネットワークを使用。

元気が良過ぎて鳴り過ぎる部分をネットワークでカット、高域はトウィータにカバーさせます。

ユニット2つで1.04kg有りますから…スピーカーも落ち着くでしょう、今まで余りに軽かった。

2Wayで使用するため少し位中域が元気な方が良いかな…音色はトウィータとの共作ですからね。



こいつのターゲットはこれ ↓↓↓
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『潰された…』に書いたONKYOスピーカーD-V3と云う奴…いやに軽いんだが?



デザイン的な整合性も考え、出来ればソフトドームツィーター込みで交換を!


エンクロージャがバスレフ型であるため、Qoの数値とmoの数値も気になる処。




予算に余裕があればサイズピッタリのユニットVifa BC25TG15-04 ソフトドームツィーター
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Vifa BC25TG15-04 ソフトドームツィーター 単価2,980円(税込)



これでONKYOスピーカーD-V3に組み込むスピーカーは決定かな…フルレンジ?


充分フルレンジでいけると思う、ネットワークはバイパス(^^♪


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