小さなエンクロージャに2Wayユニットと、4隅それぞれに1つ…スター(五芒星)バスレフ
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バスレフポートからエンクロージャ内部で、低音の位相を反転させ正面の音と合成して出します。 これによりその特定の周波数を中心に、ある程度の範囲の低音が正面の音と合成され増強します。 このバスレフポートをバッフル板の4隅に配置し、バッフル板全体から低音を得ようとしています。 一見、冗談の様な構造ですが、等の本人は至って真面目…5点で放射するスター(五芒星)バスレフ。 Visaton BG17(8.4ℓ)、外形寸法は200×330×195mm(WHD)、内寸170×300×165mm(WHD)で8.4ℓです。 35mmφのダクトを4本カルテッドに、ダクト長70mmで121.3Hz、充分にバスレフ効果は出そうですね。 仮にダクト長を150mmにすると共振周波数は88.5Hz、ですが使用する『Visaton BG17』のfoは120Hz。 foより下の共振周波数を設定しないのがセオリーですが、試聴して良ければそれも有りなのかな?
単にトウィータを除けただけ、単純な構造の4つのバスレフポート
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こうなると上下左右どちらを向いてるのか判らない、何か目印が必要になるかも知れませんね。 この形の場合、クロスオーバーネットワークは外部、単なるスピーカーユニットになってます。 トウィータと云えどもバッフル板に取り付けてこそ一定の周波数特性が得られるものですので… 本当は中域と干渉し合うバッフル板に取り付けられてこそ良い音になる筈で、重要なんですよね。