私のリスニングルームに置けるサイズを考慮するとやっぱ6.5inch(16cm)φ止まりかな
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大きさと重さを考慮すれば使用する材料はt15type2のラワン合板、これなら1枚約13.5kg見栄えも。 とは云えスピーカーのエンクロージャ1個に約1枚、板材だけで既に13.5kgの計算になりますからね。 サイズは外形が330×615×300mm(WHD)で内寸が300×500×270mm(WHD)の40.5ℓとバスレフポート。 これにロクハンのユニットを収めれば約40ℓ、ユニットを収めればその重量も加算され16~20kgに。 作るのはビッグマウスバスレフなので、開口面積をユニットとほぼ同じ144cm2に設定し計算します。 ポートの短い方22.5cmで62.6~51.96Hzで34.5cm(ポート折り曲げ部分)となり共振はその範囲です。
このエンクロージャは低音があまり伸びないユニット向け、元気なユニットだと五月蠅いかも
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こんな感じで明らかに低音が出てないユニット向けのエンクロージャ
こんな感じで明らかに低音が出てないユニット向けのエンクロージャ
6.5inch(16cm)φフルレンジは非常に音色が良いが、明らかに低音が出ないため箱で鳴らす必要が! とは云えそれにも限界があるため、出来るだけ有効な周波数を選択し増強…箱がユニットを鳴らす。 ドロンコーンは良いが振動板の重さが…これがエネルギーロスに繋がるため同じ効果をバスレフで。 開口部の面積を合わせる事はドロンコーンと同じだが、振動させるのは空気でホーンロードと同じ。
foが充分に低くて低域が充分出ている場合、これが有効かどうかは不明
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かまぼこ型と呼ばれ低域が減衰する特性の場合、foも高い場合が多く普通のバスレフでは難しいが。 ドロンコーン並みの開口面積なら一定の効果が狙える、昔に作ったエンクロージャは使い方が違う。 元々良く鳴ってたスピーカーだが、音質が非常にタイトで低域の量感が今一つだったため作成した。 この変更により中低域の量感が豊かになり、バッフル板の面積が広くなった事で繋がりが改善した。