ウーファをリコーンする場合には穴加工、下側に偏芯させて空ける必要は有りますけど。
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偏芯して描かれているのが、現在のウーファの取り付け穴…開口径は252mmφで新たに280.9mmφを… やはりこの手の加工にはジグソーが必要、どこかから借りてくるかな…購入する程の頻度は無いし。 バッフル板と背板を各々10mm飛び出させ、内容積を拡大させる…これにより奥行きを400mmにする。 内寸が幅も奥行きも340mmに、これが現行エンクロージャの限界、これ以上は板材追加が必要です。
EMINENCE KAPPALITE 3012LFにリコーンすれば完全密閉型の儘でも充分な低域特性が得られるか
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それならバスレフ化は不要?充分な低域特性が得られるなら…問題はエンクロージャ容積ですけど。 メーカーの云い分は『Recommended for pro audio and bass in vented enclosures.』なんだけど。 現行エンクロージャでのCORAL 10L-60B、これよりは良い結果が得られるかな…出力音圧レベルも。 尤も現行エンクロージャがCORAL 10L-60Bの能力を活かせてないのも確か、どうするべきだろうか?
t24のサブロク板1枚を新たに購入、type1が望ましいがtype2でもOK…これから側板4枚を板取りする
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従来のバッフル板と背板を取り除き、従来の側板を加工してバッフル板に…新たに側板を追加する
従来のバッフル板と背板を取り除き、従来の側板を加工してバッフル板に…新たに側板を追加する
これで内容積85.272ℓを確保、エンクロージャ内部の部材等を考慮…容積が実質75ℓのバスレフ型に。 バスレフポートチューニング周波数を38Hzに、これで100Hz以下の低域特性は改善される筈ですね? 問題はCORAL 10L-60Bの出力音圧レベル、JBL 2105Hと繋がる1.2kHz付近は94dB/W/m程度有りますが。 500Hz未満が90dB/W/m程度、4~5dB/W/m程度足りません…これはもうどうしようも有りませんから。