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Channel: 浅き夢見し…
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改造前に…

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CADを使用してシミュレーション、当たりや納まりの検討をします。


実際に加工して間違ってたら…もう元には戻せませんから石橋を叩いて渡る。




このエンクロージャですが、は設計当時から12inch(30cm)φが念頭に有り…


将来的に対応出来る様に多少の余裕を、実際には少し足りませんでしたが。




ウーファをリコーンする場合には穴加工、下側に偏芯させて空ける必要は有りますけど。
イメージ 1



偏芯して描かれているのが、現在のウーファの取り付け穴…開口径は252mmφで新たに280.9mmφを…

やはりこの手の加工にはジグソーが必要、どこかから借りてくるかな…購入する程の頻度は無いし。



バッフル板と背板を各々10mm飛び出させ、内容積を拡大させる…これにより奥行きを400mmにする。

内寸が幅も奥行きも340mmに、これが現行エンクロージャの限界、これ以上は板材追加が必要です。



これだけ頑張っても内容積は73.984と約74ℓですが実質は約64ℓに減少します。


密閉型の儘でも要求エンクロージャ容積の23.00~59.00をクリアしていますが…




EMINENCE KAPPALITE 3012LFにリコーンすれば完全密閉型の儘でも充分な低域特性が得られるか
イメージ 2



それならバスレフ化は不要?充分な低域特性が得られるなら…問題はエンクロージャ容積ですけど。

メーカーの云い分は『Recommended for pro audio and bass in vented enclosures.』なんだけど。



現行エンクロージャでのCORAL 10L-60B、これよりは良い結果が得られるかな…出力音圧レベルも。

尤も現行エンクロージャがCORAL 10L-60Bの能力を活かせてないのも確か、どうするべきだろうか?



CORAL 10L-60Bの能力を活かすなら、もっと大々的にエンクロージャ改造を。


前述の案より容積を増加させ85ℓクラス、実質的に75ℓ以上を確保しないとね。




t24のサブロク板1枚を新たに購入、type1が望ましいがtype2でもOK…これから側板4枚を板取りする
イメージ 3
従来のバッフル板と背板を取り除き、従来の側板を加工してバッフル板に…新たに側板を追加する



これで内容積85.272ℓを確保、エンクロージャ内部の部材等を考慮…容積が実質75ℓのバスレフ型に。

バスレフポートチューニング周波数を38Hzに、これで100Hz以下の低域特性は改善される筈ですね?



問題はCORAL 10L-60Bの出力音圧レベル、JBL 2105Hと繋がる1.2kHz付近は94dB/W/m程度有りますが。

500Hz未満が90dB/W/m程度、4~5dB/W/m程度足りません…これはもうどうしようも有りませんから。



500Hz未満の出力音圧レベルが4~5dB/W/m足りないのはこれ以上仕方無い。


低域特性を改善したなら、スコーカーをCORAL 4A-70にしたりすれば使える?




トウィータも手持ちの5cmトウィータで何とかなりそうだしネットワークもね。


手持ちの機材で何とかなりそう、後はエンクロージャの新規作成(^^♪


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