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Channel: 浅き夢見し…
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老朽化…

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構造物の老朽化は認識してますが、スピーカーのエンクロージャも!


板材そのものが老朽化して脆く…スピーカーユニットの取り付けが甘くなり…




ユニットそのものが浮いてきて、そのうち外れてきそうな予感…やばいかも?


製作後30年が経過、そろそろ大幅に補修するか…新たに作り直す必要が有る。




大幅に補修するなら、現状のエンクロージャを組み直して改造するしか有りません
イメージ 1



最大限に頑張って拡張したとしても85.272ℓが限界…これから更に各構成部材の容積を考慮すると?

これからユニット容積やバックキャビティ、補強材にバスレフダクト容積を差し引き10ℓ以上減少。



現状はウーファのユニット容積が0.2ℓ、バックキャビティが6ℓにバスレフダクトが1.75ℓ×2ですが。

それに側板の補強桟の0.6ℓを加えると10.3ℓを超えるため、実質的には約75ℓと云った処ですけどね。



これは現状のCORAL 10L-60Bに丁度良いサイズ、共振周波数を38Hzにして振動板有効面積の30%に。

12inch(30cm)φだと推奨エンクロージャ容積の上限に満たず、必然的に10inch(25cm)φになります。



従来のエンクロージャを活かそうとすれば、実質的に75ℓが限界になります。


部材の大きさが決まってるため、必然的に従来の構成にせざるを得ません。




目標はこの出力波形の破線部分、組み直した際にキッチリと接着し、取り付け穴も強化する
イメージ 2



以前はキッチリ締め付けられていた、ユニットの取り付け部のネジ穴も材質疲労により脆くなった。

ネジが効かなくなってしまったから、従来の側板をバッフル板と背板に…新たに側板を作成します。



これにより側板だけを新規に作成すれば良く、購入するのはt24のtype1ラワン合板1枚だけで済む。

但し現状のエンクロージャは、t30のtype2ラワン合板なので…全体的に材質が脆くなってるのかも。



一番良いのはエンクロージャを新規作成する事、これなら材質や部材を選べる。


これ迄使用していた部材は強固で、フルパワーに耐えるだけの強度だったから。




普段使いで箱鳴りがしない程度なら、t21若しくはt18で充分ですので…これでコストは抑えられます
イメージ 3



スピーカー1台分の部材がサブロク板1枚で採れれば、1台辺り5~6千円で済むが今回は大きいから…

スピーカー2台分の部材をサブロク板3枚で採る事に、それでも板材は1台辺り1万円未満で済みます。



バッフル板と背板に2枚の側板と、補強桟とバックキャビティを採れば、ほぼサブロク板1枚分です。

これを2台分で2枚使用し、足りない部材としては天板と地板ですから、サブロク板1枚の半分です。



8inch(20cm)φはt15、10inch(25cm)φではt18、12inch(30cm)φだとt21程度。


15inch(38cm)φならt24は必須でしょう、ラワン合板ならtype1がお薦めです。




余裕が有ればロシアンバーチ、音響材に向き強度や耐水・耐熱・耐久性が有る。


厚みも4,6.5,9,12,15,18,21,24,30mmから選定可能(^^♪


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