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Channel: 浅き夢見し…
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鮮度

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音楽を楽しみたいための再生装置、これ迄はフラストレーションが?


思う様に鳴ってくれないウーファ、そのため出力音圧レベルは90dB/W/m程。




ウーファをリコーンし、出力音圧レベルは96dB/W/mに…そして次の問題は?


出力音圧レベル96dB/W/mのウーファとトウィータに挟まれたスコーカです。




従来スコーカに使用していた『JBL 2105H』の出力音圧レベルは94dB/W/m
イメージ 1



僅か2dB/W/mの違いとは云え、出力音圧レベルで2dB/W/mの違いは音量で60~70%の違いになります。

ざっと1.5倍の音量と云った方が早いか、逆に云えば中域が60~70%不足していると云う事になる。



そこで思い出したのは昔使ってた『JBL LE5』、トウィータと同レベル。


カタログ数値上は確か95dB/W/m以上、これなら使えるが入手出来るのか?




今回は縁が有ってたまたま入手出来たのは『JBL 2105』、同モデルでプロ用の機種です
イメージ 2



オーディオの足跡 より
 解説  



スピーチレンジ用の13cmコーン型スピーカーユニット。

スタジオのトークバック用、ホールや劇場のサラウンド用、ポータブル用などに最適です。

1.1kgアルニコVマグネットや22mmエッジワイズ巻きボイスコイル、アルミダイキャストフレーム
などが採用されてます。



機種の定格 
名称            JBL 2105            JBL 2105H           
型式            13cmコーン型フルレンジユニット 13cmコーン型フルレンジユニット
インピーダンス       8Ω               8Ω              
許容入力(連続プログラム) 40W               50W              
音圧レベル(新JIS)     95.5dB/W/m           94dB/W/m           
周波数帯域         150Hz〜15kHz          300Hz~15kHz         
fo             200Hz              200Hz             
ボイスコイル径       2.2cm              
マグネット重量       1.2kg              
磁束密度          16,500gauss           13,500gauss          
エンクロージャー内容積   6L               6L              
外形寸法          直径130×奥行79mm        直径130×奥行45mm       
重量            1.4kg              1.2kg



『JBL 2105H』は許容入力 50W、音圧レベル 94dB/W/m、再生周波数帯域 300Hz〜15kHzと別物です。

フェライトマグネットですので磁束密度 13,500gaussと低くなってます…やっぱりアルニコは違う。



これはこれで良いかな、違う音色は別システムで組み上げよう…その時はマルチアンプ?かもね。

このJBL 2105、LE5もですが、ヴォーカルがはっきりと聴こえ、音像がくっきり浮かび上がる。



音圧レベル(新JIS)で95.5dB/W/mは伊達じゃない、公称13cmのコーン型フルレンジとは思えません。

次のメインスピーカーのスコーカーでもこれを使おう、ウーファとトウィータに悩みますよね。



公称値で音圧レベルの違いは僅か1.5dB/W/m、でも音量では50%増ですから。


96dB/W/mのウーファとトウィータに95.5dB/W/mのスコーカはほぼフラット。




リコーンにより低音部で6dB/W/m、中音部の出力音圧レベルでは1.5dB/W/m改善
イメージ 3



音圧レベルの改善で情報量アップ、フラットな特性で鮮度も高まります。


未だ充分に鳴ってるとは云えないが、明らかに鮮度が違います(^^♪


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