なので久々に昔聴いてた曲を引っ張り出して聴いてみる、『GO WEST/VILLAGE PEOPLE』
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とても無難に繊細な音で鳴ってます、下から上までこれと云った問題も無く…狭い書斎とも仲良く。 スコーカの音を活かして上下を伸ばすコンセプト通り、『JBL 2105』の繊細さで低音から高音まで。 ヴォーカルレンジを活かしきる事は充分に出来ましたが、気持ち音色が細くて軽過ぎる気がします。 以前の『CORAL 10L-60B』は低域不足でしたが、低音の重さは充分だった気が…振動系質量33gです。 それに対して現在の『Faital Pro 10FE200』の振動系質量は僅か24.5g、3/4程度しか有りませんね。 低域の量感が欲しい時にはちょっと足りない、普段使いには何ら問題は無いんですが少し軽い気が…
こんな時には昔使ってた『メインスピーカー3号』のエンクロージャが効果的でしょう
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昔作った時には『CORAL 10L-60B』を4発使用、175ℓ程度のエンクロージャ容積で低域を得てました。 この時は角形ワイドポートバスレフで、3Wayでしたからスコーカのバックキャビティも必要でした。
ウーファユニット4発にスコーカも4発なので、振動板面積はそれなりの量感を引き出してくれます。 振動系質量の小さなウーファユニットやスコーカでも、4発動けば低音はそれなりに重くなります。
今回リコーンした『Faital Pro 10FE200』、軽いとは云えそこは10inch(25cm)φウーファユニット
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これら4発のウーファユニットを一つと見立て、それらの中心にトウィータをコアキシャルに配置。 仮想的にALTECやTANNOYの様な同軸2Wayシステムを作り上げる、トウィータはこの時104dB/W/m以上。