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Channel: 浅き夢見し…
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限界か…

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前回の試案が思わしくなかったので、新たに試案をやり直し。


ダクト断面積が220cm2と大きく、共振周波数が思う様に下げられなかった。




ダクト断面積を有効振動板面積の50%程度を目安に設定すると下がります…


これにより共振周波数を目標の38~42Hzに、重要なのは共振周波数ですね。




天板地板を上下に張り出させ、全高を伸ばすと同時に内容積も増加させます
イメージ 1



バッフル板と背板さらに天板地板は現状のスピーカーの側板を流用、側板を21mm厚で作成します。

サイドポートバスレフは15mm厚で作成、ダクト断面積を有効振動板面積の50%…165cm2に設定する。



これにより外形寸法が以前の460×720×400mm(WHD)から450×720×400mm(WHD)に減少する事になる。

内寸は以前の340×660×340mm(WHD)が350×660×340mm(WHD)に76.3ℓの内容積が78.54ℓと微増する。



ダクト断面積が220cm2の時は有効振動板面積の63%、共振周波数が47.76Hzとかなり高めでしたが。

ダクト断面積を有効振動板面積の50%、165cm2にすると共振周波数は40.00Hzと目標の38~42Hzに。



有効振動板面積と同じダクト断面積が理想だが、それには2倍もの容積が必要。


共振周波数を38~42Hzにするには…ダクト断面積を半減せざるを得ないから。




ダクトのスリット幅を縮め、板厚を薄くする事で外形寸法を縮小して内容積を拡大する
イメージ 2



バッフル板と背板は現状のスピーカーの側板を流用、新たに天板地板と側板を21mm厚で作成します。

サイドポートバスレフは15mm厚で作成、ダクト断面積を有効振動板面積の50%…165cm2に設定する。



これにより外形寸法が以前の460×720×400mm(WHD)から450×720×400mm(WHD)に減少する事になる。

内寸は以前の340×660×340mm(WHD)が350×680×340mm(WHD)に76.3ℓの内容積が80.92ℓに増加する。



ダクト断面積が220cm2の時は有効振動板面積の63%、共振周波数が47.76Hzとかなり高めでしたが。

ダクト断面積を有効振動板面積の50%、165cm2にすると共振周波数は39.46Hzと目標の38~42Hzに。



リスニングルームが充分広ければエンクロージャ容積が150ℓも有りなんだが?


内寸が450×800×420mm(WHD)なら151.2ℓ、意外と大きくないが外形寸法だと?




サイドポートバスレフだと全幅が大きくなるし、共振周波数も高くなる傾向に…
イメージ 3
これは小口径のフルレンジ用だけど、見た目はなかなかのもの



前述の案ではどちらも充分に見えますが、スコーカーのバックキャビティとネットワークの容積が…

充分な容量のバックキャビティとネットワークの容積を合わせると5~6ℓの容積が必要になります。



天地板を21mm厚に換え外形寸法450×720×400mm(WHD)で内寸を350×680×340mm(WHD)にして80.92ℓ。

ダクト断面積を有効振動板面積の50%に減少させる事により、有効内容積75ℓを充分確保出来ます。



何れにせよブックシェルフの限界はこの辺り…これ以上はフロア型でしょうね。


有効内容積75ℓのサイドポートバスレフ、これも充分フロア型ですが限界かな?




私のリスニングルームでは残念ながら、これをブックシェルフにするしかない。


メインスピーカーの改造が済んだら…また部屋の模様変えかも(^^♪


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