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Channel: 浅き夢見し…
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えーと主役はそっちじゃないんです・・・

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ボトムブラケットシェルに収める例のアレってはっきり云わないから


小型・軽量で省エネ、長時間駆動なんて目指して開発してたんですが・・・




潜在的なユーザー数(数百万台)を誇る電動アシスト付き自転車ですけど?


ボトムブラケットシェルに収めるのはモータなんだと思われている節がある。



勿論モータは大切だし動力源、原動機なんだが原付が直結では走れない様にこれも同じ。

市販の電動アシスト付き自転車は250Wのモータを使用して原付の様に走行させてますね?



それに対して当初100Wのモータを想定してたのですが流石に100Wは無理と判断して50W。

その後色々と探し回ったんですがボトムブラケットシェルに収めるのは50Wでも無理で…



現状で入手可能なDCモーターを考慮すると24~25Wで市販品の1/10の出力しか得られない。

そのためクランクに与えられる踏力に見合った出力を算出しケイデンスも一般人程度に!



元々ボトムブランケットと云う機能を持つ機構に更にモータと云う原動機を追加した上…

それを有効に働かせるには小型・軽量・コンパクトで堅牢な高減速比の減速機が必要に!



常時使用する電動アシスト付き自転車としては仕様に余裕が無いですけど?


ボトムブラケットシェルに収めるのは常時使用すると云うより困った時の助力が目的である。



市販の専用車であれば大型モータや低減速比の減速機でも問題無く低回転なら静かだけど。

ボトムブランケットシェルに内蔵すると云う高難易度な課題を自ら選んでしまったため…



当然ながら総てに苦労する事になるんですよね?完成して市販すればメリットは大きいが。

モータの能力と大きさ並びに小型・軽量・コンパクトで堅牢な高減速比の減速機に拠る。



ボトムブランケットシェルに内蔵するなら小型化は必須だし当然ながらトルクが不足する。

元々狭い空間であるがモータの大型化では足りずコンパクトで堅牢な高減速比の減速機が…



仕方がなくモータの出力低下を許容して減速機の追加とボトムブランケットと云う機能を!

サイズ的にはモータと減速機は対等だが重要度はこの場合減速機の比率が高く重要となる。



イメージ 1
ボトムブラケットシェルの左側に収めるのはモータなんだけと右側は減速機。

図面の右側で消した部分に納まるのが減速機でその周辺が軸受けや支持機構




つまりモータが主役であるように見えて実際の主役は減速機なんですよね?


当然モータが無ければ動きませんが本当の主役は減速機(^^♪


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