歩幅が75cmで毎分120歩なら時速5.4kmでふつーに歩ける速度なんだが自転車は違う。 動輪が一回転すれば約2m前進するので動輪にクランクを付け毎分60回転させれば… シャカシャカ漕いで時速7.2km、確かに歩くより速いし駆け足は歩幅が85cmで毎分180歩。 時速9.2kmですがポタリングでも時速10km出したいから機構的に2/1の増速が必要です。 但し徒歩なら可能な60ケイデンスも当然ですがポタリングで廻すケイデンスでは無い。 どちらかと云えば連続最大ケイデンスと云えるもので瞬間最大は競輪の100ケイデンス? そこで電動アシストの必要な回転数は初動や登坂の低速時で出来ればシャカシャカは… つまりポタリングで廻すケイデンスで最大のアシストが欲しい事になりますよね(笑)(^^♪ 時速10km未満でモータの最大出力となるにはモータの最大出力回転数が時速10劼悩蚤隋 この時ケイデンスがポタリングで廻す15~20ケイデンスでのモータの定格/最大回転数! 仮に定格回転数3,000rpmのモータを使用した場合15ケイデンスで1/200に20ケイデンスでも… 1/150に減速する必要が有ります…この時一段変速で効率は50%弱になりますから大変です。
人力を0.4PSと置くと仕事率は294.2Wでケイデンスが60回転なら人間が出せる力は294.2W/60。 最大46.8N-m/60となりますがここで必要なのは日常用途でペダルに加えられる踏力の数値! 競輪選手や競技自転車でダンシングするならいざ知らず道交法で云われる踏力の2倍でも? こんな大きな値にならないしモータの定格・最大回転数は15~20ケイデンスに設定すべき。 逆に云えばモータの最高回転数を最大ケイデンスに充てても問題ない位ですのでそれだと? 例えば60ケイデンスに9,000rpmとして80ケイデンスで12,000rpmならば3,000rpmは20ケイデンス。 この時の減速機は1/150となり、直径26mmに歯車を形成すると歯間は0.5mmになりますから… 1/150は駄目でも1/100や1/75が出来れば最悪1/50は大丈夫な筈なので出来るだけ高減速比を!