廉くリコーン出来ないかとユニット漁りを続け、見た目やグレードは度外視してみると
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プロのリコーン用のユニットにそれなりのものを見つけました
Fital Proの『10FE200』
プロのリコーン用のユニットにそれなりのものを見つけました
Fital Proの『10FE200』
機種の定格 メーカー: EMINENCE EMINENCE EMINENCE Fital Pro CORAL 型番: KAPPALITE KAPPALITE DELTALITE II 10FE200 10L-60B 3012LF 3010LF 2510 方式 Paper cone Paper cone Paper cone Paper cone コーン型 形式 ミッドレンジ ミッドレンジ ミッドレンジ ミッドレンジ ミッドレンジ 口径: 12.0"(30cm)φ 10.0"(25cm)φ 10.0"(25cm)φ 10.0"(25cm)φ 10.0"(25cm) 振動板材質 パルプ パルプ パルプ パルプ パルプ コーン コーン コーン コーン コーン エッジ材質 シールド シールド シールド シールド シールド クロスエッジ クロスエッジ クロスエッジ クロスエッジ ゴム製エッジ マグネット ネオジウム ネオジウム ネオジウム フェライト フェライト フレーム材質 アルミ アルミ アルミ 鋼板 アルミ ダイカスト ダイカスト ダイカスト プレス ダイカスト インピーダンス 8Ω 8Ω 8Ω 8Ω 8Ω 定格入力 450W 450W 250W 150W 30W プログラム入力 900W 900W 500W 300W 60W 再生周波数帯域 46Hz~2.0kHz 42Hz~1.6kHz 60Hz~4.0kHz 50Hz~4.5kHz 28Hz~5.0kHz 出力音圧レベル 95.5dB/W/m 92.7dB/W/m 97.3dB/W/m 95.0dB/W/m 94dB/W/m ボイスコイル径 76mmφ 76mmφ 64mmφ 37mmφ 50mmφ 最低共振周波数 37Hz 39Hz 53 Hz 55 Hz 28Hz Vas 106.65 liters 62.41 liters 52.5 liters 53.4L 60ℓ Qms 6.94 11.75 5.76 11.3 Qes 0.34 0.28 0.45 0.74 Total Q(Qts) 0.32 0.27 0.42 0.7 0.33 振動系実効質量 72g 49g 31g 24.5g 33g Xmax 9.10mm 8.52mm 4.20mm 4.67mm Xlim 14.5mm 15.7mm 8.0mm 10.4mm 有効振動半径 10.7cm 振動板有効面積 545.4cm2 358.4cm2 355.4cm2 332cm2 サイズ: 3.45kg 3.45kg 2.09kg 2.20kg 4.50kg 価格: \19,800(税抜) \19,800(税抜) \12,800(税抜) \10,500(税込) \14,000(当時) 口径が10inch(25cm)φで12inch(30cm)φに肉薄しています…数値より特性曲線で似通っています。 欠点を挙げればキリが有りませんが、先ずは特性が良い上にその価格の廉さ…1本分で2本を買える。 プレス鋼板のバスケットも特に問題じゃない、最低共振周波数は高めでも低域は充分下まで出てる。
現状の10L-60Bと置き換えるなら、フランジが必要で材質はSUS304か白アルマイト
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バッフル板にはM6のビス4本でフランジを取り付けますが、フランジにはM5のビス8本で取り付ける。 その際フランジの形状はリング状となるため、強度的に材質がSUS304で3mm以上の板厚が必要です。
現状の『10L-60B』の周波数特性
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400Hz以下では90dB/W/m程度しか出ていませんね
400Hz以下では90dB/W/m程度しか出ていませんね
『10FE200』の周波数特性
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一方こちらが90dB/W/m程度になるのは50Hz以下ですから
一方こちらが90dB/W/m程度になるのは50Hz以下ですから
『10L-60B』で聴くため現状はグライコで、400Hzを+2dB/W/m、160Hzを+3dB/W/m、63Hzを+4dB/W/m。 『10FE200』の周波数特性では50Hz迄90dB/W/m出てますし、20Hz付近で78dB/W/mと非常に優秀です。 『10L-60B』は50Hzで82Hz、バスレフチューニング後でも87dB/W/m、『10FE200』は90dB/W/mですね。 20Hz付近になると『10L-60B』は精々68dB/W/m、一方の『10FE200』では78dB/W/mと10dB/W/mも違う。
『10FE200』の背面、見た目は安っぽいけど
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