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Channel: 浅き夢見し…
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前回のモータ外付け案・・・

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ボトムブラケットシェルに収めずに上に乗っけて駆動させるには?


当然ですがモータの回転域とクランクシャフトのそれを合わせる必要があります…




低回転のモータに大したトルクは無くクランクシャフトに高回転の投入は無理!


人間の出せるケイデンスは限られていますしモータ回転の数十分の一が限界だから



イメージ 1



前回のモータ外付け案で仮にモータ側ピニオンが10T程度とした場合クランクシャフト側は?

モータを毎分3,000で回した際のケイデンスを150回転とするには1/20の減速比が必要となり…



ピニオンの直径が10mmの時スプロケット側に直径200mmの歯車が必要になる計算になります。

外径6mmのモータ軸に取り付けるピニオンのPCDは10mmではききませんから当然もっと大きく!



直径が20mmでスプロケット側に直径400mmの歯車が必要となりますからもっと小さくないと。

直径が15mmで直径300mmですから直径が12mmで直径240mmがギリギリ許せるレベルでしょう。



上記の構成はPCDが240mmの内歯車とPCDが12mmのピニオンを持つモータの組み合わせ



実際にモータの最高回転数とケイデンスの回転を併せた場合には人間が疲れてしまいます。

通常は毎分60回転のケイデンスでポタリングするのが良いかも・・・ならばこれでは無理!



これにもう一段1/2.5の減速機を追加すれば良い事になり間にPCDが30mmの歯車を追加する。

これで1/50の減速比は得られますが2段減速になりますので当然効率は低下する事になり…



複雑な機構には潤滑等の問題も出てきます、それに歯車は外部に露出してますし安全性は?

歯車やチェーン等も外部に露出して無いフルカバーが安全なのは云うまでも有りませんね。



変速機は必要なので任意の内装式(3~11段)を使用しフルカバーを可能にして安全性を!

それに伴ってベルト駆動にすれば効率も25%⇒40%に向上するから良い事ずくめだよね(笑)



減速比が一桁であれば遊星歯車機構を使うでしょうがそうでなければ波動歯車機構。




なんですが小口径の波動歯車機構は構造的に弱く破損する可能性が高いからね・・・


それに対する対応策として現在特許案件を開発中なんですけどね(^^♪


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